デブ問題

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 超久しぶりにブログを書いて、特定の方々にケンカを売るワケではないんですが、我々講師陣が新入生が入ってくる際にはデブは問題としてかなりのマークが入るんですよ。

  ここで本間が言うデブというのは、精神にも脂肪がついているような方の事を指します。しかしそういった方々というのは得てして肉体にも脂肪が付きがちで人間的に香ばしく、そういった意味でやはりデブは問題という傾向となるわけであります。 

 この問題には例外が多々ありまして、太っている方であっても岡田斗司夫さんの様に素晴らしいクリエイターや素晴らしい仕事をする方は当然ながらおられまして、偏見の助長や一般化をするつもりは全くありません。 
 それを踏まえた上で何故デブは問題なのかと言いますと、ゲームに限らずデザイナーを含めクリエイターという人種は常に変化をしなくては生き残っていけず、それに対応するためにはフットワークが軽くなければならないからです。 

 それは自分で作り上げたモノの制作法であったり、過去の成功法則だったりします。クリエイターは世の中のニーズによってそれらを合わせていかなくてはならず、一度作り上げたシステムや方法を変えていくということは、賽の河原のチビっ子達の様に苦労して石を積んでも鬼に崩されて振り出しに戻る様なモンで、かなりのパワーを使わなくてはならずとても大変なのですが、生き残っていくクリエイターとはそれに耐えられる人間だけです。

  イラストレーターの「あきまん」こと安田朗さんには「安定は死だ」という名言があります。クリエイターは胡座をかいていたら直ぐに消えていくという厳しい世界にいるということを認識しておきましょう。

 よくダメな政治家が「子供をもっと産め」という発言をされますが、それは少子化時代に向けて社会システムを変化させるのではなく、人間を現状のシステムに合わせろといっているのです。何故ならばそっちの方がラクだからです。こういったことを言い出す政治家は、自分の仕事を放棄していると言わざるを得ませんので、投票の際には注意が必要だと思われます。  

 話を戻しますと、デブの生徒の方々は自分や自分の周辺ををより良くしていこうという考えが無く、自分を向上して評価されるより、社会や現状の方が変化して自分を受け入れろといった思考を持ち合わせております。 

 女性の生徒で干菓子さんと言う方がおられたのですが、失礼ながらデブ認定出来る方でして朝から下校時までずっと森永ハイチュウが口の中に入っておりました。まぁ、その方も上記の様な姿勢で人生を謳歌されておりまして、コンビニのバイトをしながら学校に通っておりました。素質的には良いものを持っているものの、それを向上させようという意識に欠けておりまして面談の際にもそれじゃ実力も上がらないし内定も取れないよ。と指導したものの、 

「それでもいっかな〜。」 

とハイチュウ臭い息を吐きながら仰っておられたので、卒業まで楽しく登校して頂く指導を採らせて頂き、卒業後はコンビニバイトを続けていらっしゃる様です。 

 大阪校には昭和のアメリカのドラマ「がんばれ!ベアーズ」に出てくるエンゲルバーグ君によく似た三十路間際の生徒さんがおりまして、確実に100キロ超えの体重を持っておりましたが、親御さんが県内に6だか8店舗だかコンビニを持っていらっしゃって彼の人生のアドバンテージは、その一点に尽きました。 彼は体重はともかく人間的にもおかしな方でして、ご自分の席の周辺と衣類の胸の辺りには食べカスが散乱しておりまして典型的なデブキャラと言えまして、以前お話ししたチーム制においても、自分の担当する仕事を

「わからんからやって貰ってイイデブ?」

と周囲にマル投げしてメンバーの顰蹙を買っておりましたが、やらせたらやらせたで技術的にも中学生レベルであったので、ゴミみたいなデザインやCGが上がってきてリテイクする際に更に面倒臭いやり取りが発生する為にチーム内では完全に窓際メンバーとして扱われておりました。 授業中は隠れてタブレットで漫画を読んでいて、何度か没収されたりしてやっている事はバカ中学生そのものだったのですが就職も出来ずに修了した後は実家のコンビニの深夜営業スタッフとしてご活躍されている様です。その彼の卒業時の捨て台詞が

「先生方の斡旋力が足らなかったから就職出来なかったデブ。」

といったもので、エンゲルバーグくんの中では、その生徒に見合った実力の会社を学校側が割り振るものであるという認識であった様です。イヤ、低レベルの人間ばかり集まった会社は企業として成り立たないでしょう。

 ちなみにこのエンゲルバーグ、その人間性から講師陣だけではなく同級生や就職指導部からも若干煙たい認識で語られる存在で、その名前を出されて「ああなっちゃうよ」と言われると、サボり気味の生徒でもビビって動き出すという、三国志における張遼文遠の様にその名で人を畏怖せしめるエピソードを持つ稀有な存在でした。

 この他にも紹介し切れない問題のあったデブというのは数多くおりました。て言うかデブは問題のある生徒が多いと言った方が正確でしょうか。思い出したらキリがありませんが、皆さんは肉体的にはなんぼ肥えていっても構わないとは思いますが、精神には脂肪をつけてはいけません。常に一から出直せるフットワークの軽さとパワーは維持していかなければクリエイターとしては生き残っていけないと言うことは肝に銘じておいた方が良いでしょう。

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