オカルト問題

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 この時期になりますと必ず現れるのが人ならざるモノのお話で、見える見えないといった事で飯を食う方々のカキ入れ時となる訳なのですが、本間ってば必ずしもその手の話は嫌いではなく寧ろ大好きな部類に入りまして、「ある」という事を前提として受け入れるという事で楽しめるものもあるのではないかと考えます。

 しかし、オバケなんぞより人間の方がよっぽど怖いと言えます。

 最先端テクノロジーを駆使したゲーム業界にもオカルトな状況はあるのでしょうか?ありますよ!キッチリと!しかし、僕自身に霊感と呼ばれるものは皆無であり体験した事というのはほとんど無かったりしますし、今回お話出来るのは若干の噂話しとマジで見えるという方のご苦労の話しです。

 僕が居た校舎ではないのですが、東京校のあるビルでは定番のお話はあったようです。それは誰も居ないはずの教室で足音が聞こえたり話し声が聞こえたりといった類のもので、それ程珍しい話でもないものです。

 企業側にもそういった話はあるそうで、悪魔が出てくる人気ゲームを製作している会社では以前の社屋ではやたら頭痛等の体調不良者が出てきたりしたものだそうです。
 また少し違いますが、とある会社で深夜に女のすすり泣く声が聞こえてくると思ったら、その会社ってばクラック版の3Dソフトで開発していた為、PCが落ちてしまい今まで作っていたデータが全てパーになってしまった女性社員の泣き声であったそうな。ていうかそこの会社ってば割と大きめな下請け会社で、人気RPG等の大型案件も受注していたようでしたがそんなソフトを使っていて大丈夫なのかゲーム業界。とそっちの方が怖くなりましたが、まだその会社は存在しますんで何とかなるんでしょう。

 横浜校に少し変わった不思議ちゃん系な女性の生徒がいたのですが、入学と同時に入ったアパートのトイレが夜に壊れてしまい、最寄りの駅で用を足したところ面倒臭いんでそのまま登校して学校が開くまで待っていようと考えたらしいんですよ。ンで、ビル内の学校のある階の流しスペースで横になって寝ていたら、早朝に掃除をしようと流しに入った管理人のオバさんが彼女を見つけて驚いて叫び声を上げたそうですわ。最初死体かと思ったそうな。何も知らずに出勤した講師の僕は、朝っぱらから管理人さんから呼び出され、説教&激怒を頂いてしまい最悪の一日の始まりとなりましたとさ。

 やはりオバケなんぞより人間の方がよっぽど怖いと言えます。

 僕がゲーム専門学校に就く前に働いていたデザイン専門学校の話なのですが、その学校はマジで出るという事を言われていた所でありました。しかし僕が深夜2時くらいまで絵画制作のため校舎に残っていることが割とあったのですが、僕個人に霊感がゼロのために全く見たことがありませんでした。
 ンで、そのデザイン学校が廃校になりビルが取り壊されるという時にレタリング担当の外部講師の方が挨拶に来られたんですよ。ンで、僕が対応してひとしきり談笑していたところ、その方が唐突に「実は私、見えるんですよ。」と言い出されまして、「この学校にもあそことあそこに」と具体的な場所を指して言い出されるんですよ。ただ人畜無害なんで安心して下さいとも言っておられたのですが、その後「人に憑いているものの方が怖いですよ。」とか言い出されるんですよ。その先生が仰るには、人間には何かしら憑いているそうで、首の周りを一反木綿みたいなものがくるくる回っていたり、モコモコした毛玉みたいなものが張り付いていたりするそうなのですが、その場には僕と卒業生で三人の人間がいて、あなたにはこういうの、君にはこういうのという具合に一人づつ見てもらいました。僕には右足の膝の辺りに何か空間が歪んだようなモアモアしたモノが居るそうです。ただ、その良し悪しは分からないという事も仰られておりまして、不安を煽るようなこともなくその先生は帰られたのですが、その帰り際に僕に「大切にされた方が良いんじゃないですかー。」とポツリと言っておられ、その後校舎にはベテラン先生方が廃校の事後処理等に来られまして、レタリングの先生が来てこう言った事があったんですよ〜と報告したところ、僕よりも付き合いの長いベテラン先生方から、そういえばあの先生・・・みたいな話が出てくるわ出てくるわ。
 突然「自動車事故に注意して下さいねー。」とか「女性問題に気をつけて下さいねー。」とか言い出されたりしたそうです。マ、若干不思議ちゃん系な部分のある方でしたので、ベテラン先生方は大人な対応でスルーしていらしたらしいのですが、僕の話を聞いて納得されたそうで、なお且つ憑いているモノの良し悪しも分かるんだろうという事に落ち着きました。

 あれから20年ほど経ったでしょうか。現在、本間は憑いているモノを具体的にどう大切にしたら良いか分からないながらも金も名誉もありませんが、五体満足で大病もせずに生きておりますので確かに悪いモノではなかったのでしょう。しかし思うのは、世の中割と見える人がいて割と常識的に黙っておられる方は多いのではないかという事で、そのご苦労が偲ばれます。

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